在宅起業のためにはどんなサービスを提供したら良いでしょうか?
こんにちは。藤本です。
このブログのテーマは在宅起業ですが、在宅ですべてを完結させるためには、クライアントと直接会わなくても完結するサービスを用意する必要があります。
今日は、そのためのサービスにどのようなものがあるか整理してみましょう。
PDFの教材
伝えるべき情報や考え方を文書にして渡す形式です。
資料をワードやパワーポイントで作成して、PDF化すれば出来上がるので、最も手軽に作れる教材でもあります。
また、後になって追記や修正をしたい場合も、簡単にメンテンナンス出来るのも良いところです。
逆にデメリットとしては、文章を書くのが苦手な人は、どうしても完成までに時間がかかってしまうということです。
100ページぐらいのテキストでも、実際に書いてみると思った以上に時間がかかります。
それから、見込み顧客の立場から見て、文書だけのサービスはどうしても価値を感じにくいため、価格が安くなりがちという側面もあります。
また、内容や受け取る対象者によっては、文章だけでは伝えたいことが伝わりにくい(=効果が出にくい)ことも考慮に入れておく必要があります。
音声の教材
伝えるべき情報や考え方を音声データにして渡す形式です。
一般的に、音声は、文章を読むよりは受け取り手の負担が少ないため、情報を伝達しやすいです。
録音するためには、静かな環境であったり、録音機器が必要になったりしますが、同じ情報量であれば、書くよりもしゃべる方が圧倒的に早いのも利点です。
録音機器は、パソコンにマイクでしゃべっても出来ますし、スマホでも出来ます。
外出先などで録音したい場合は、専用のボイスレコーダーを使うと良いです。
編集もしやすいので、雑音や言い直しの箇所などは、ソフトを使えば比較的簡単に編集出来ます。
編集ソフトはAudacityなどが無料で使いやすいです。
見込み顧客から見ても、文章だけよりも少し価値を感じてもらいやすいです。
そういう意味で、私としては、教材を作るには、文章と音声の組み合わせが最もお勧めです。
デメリットは、配信が少ししにくい、という点です。
音声はファイル容量が大きいためメール添付などは適しません。
また、Youtubeのような一般的なプラットフォームがないため、自分のサーバーにアップして配布するか、CD等にして配布することになります。
動画の教材
Youtubeのような動画配信プラットフォームがあるおかげで、動画の配信は随分とやりやすくなりました。
映像は、視覚と聴覚と両方で情報を届けられるため、伝達率としてはもっともすぐれた媒体になります。
資料を細かく説明する場合や、しゃべっている人の映像を見てもらうには動画の教材を使うと良いです。
問題は、作成が手軽ではないということです。
PC画面を撮影するならBandicamなどのソフトで撮影出来ますが、しゃべっている人を移すにはカメラ(スマホも可)で撮影する必要があります。
編集もMovie MakerなどWindowsに付属のソフトで編集できますが、凝った編集をするには有料のソフトが良いでしょう。
パソコンもそこそこパワーがあるパソコンでないと、ソフトも重たくなってしまいます。
容量も大きいので、ディスクの容量も必要です。
お金をかけられるなら、専門の撮影業者に頼んで、撮影、編集、DVD販売なども委託してしまうのが楽かもしれません。
ただ、その場合も含めてですが、動画教材の一番大変な点は、後から追加や修正がしにくいということです。
特に人物が映る動画だと、時期がずれれば髪型も服装も変わるわけですから、修正するなら丸々撮り直しということになります。
なので、不変の原則のような内容であれば良いですが、トレンドや季節で変わっていく内容のものは、教材として少し使いにくい側面があります。
スカイプを使ったセミナー・カウンセリング・コンサルティング
ある意味、最も準備の負担が少ないのが、スカイプを使って直接サービスを提供する方式です。
無料で、一番多くの情報を伝えることが出来るので、テキストや教材を作るほどネタが無い場合でも、スカイプからならスタートできます。
教材で一般論を伝えるより、個別の状況にフォーカスしやすいため、もっとも高い課金が出来る方式です。
デメリットは、相手側もスカイプの準備をする必要があることと、教材販売と比べて、提供人数に限界があることです。
スカイプの場合、特にマイク・スピーカー関連の不調はよくあるので、一通り、設定のチェックは説明出来るようにしておきましょう。
サービスの組み合わせ
ゼロから在宅起業を始めた場合、最初に取り組むと良いサービスは、スカイプを使ったサービスです。
準備もいらないし、そこで教材化すべきノウハウも蓄積していけます。
私も最初に始めたサービスはスカイプのレッスンでした。
ただ、スカイプだけだと、どうしても対応できる人数に上限が出てきてしまいます。
例えば、1日5人対応していても、1週間で35人が上限ということになります。
なので、限界が来る前に、なるべく教材も作成して、スカイプ以外の収益も作れるようになると良いです。
教材は、音声+PDF、または動画+PDFの組み合わせが、作成の手間と効果のバランスを考えると、割と効率が良いです。
それではまた。
Have a good day!
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