「競合と比べられて選ばれるにはどうしたら良いのか・・」
差別化について悩んでいますか?
こんにちは。藤本です。
ビジネスをするからには、顧客から、競合ではなく、自分を選んでもらう必要があります。
今日はそのための簡単な方法をお伝えします。
「実績」「提供商品」での差別化は分かりやすいが難しい
差別化と言えば、真っ先に思い付くのが、「実績」とか「提供商品」による差別化です。
もし実績や提供商品で差別化できると、顧客にとって非常に分かりやすいですね。
なので、可能であれば「実績」や「提供商品」で是非差別化してみて下さい。
しかし、、、
この切り口が使えるのは一握りの人です。
「実績」はもちろんその道である程度の期間実績を積んできた人しかできません。
ビジネスを始めたばかりの人は使えないですね。
「提供商品」も顧客に分かるレベルで差別化が出来ているということはあまりありません。
例えば、東芝の電球と、パナソニックの電球と、三菱電機の電球は、専門家レベルでは違いはあるかもしれませんが、一般消費者にとってはその差はほとんど分からないし、気にしない程度です。
例えあなたの中で競合と違いがある商品だったとしても、消費者から見たら大した違いでない場合も多いのです。
このように実績や提供商品は差別化の切り口として使いにくいのです。
それから「価格」という軸も差別化に使ってはいけない軸です。
分かりやすいですけどね。
「価格」で差別化している場合は、競合がもし値下げをしてきたり、新規にさらに安い競合が参入してきた場合、値下げせざるを得ません。
特に大手の企業が低価格で参入してきた場合は、個人事業はほぼ対抗が出来ません。
価格で差別化すると、自分の利益を圧迫するだけという結果になるわけです。
お勧めの差別化方法
そこで効果的な差別化の方法は、ターゲットの絞り込みで差別化することです。
例えば
学習塾専門集客コンサルタント
というコンサルタントがいたらどうでしょうか?
もしあなたが、学習塾を経営していて、集客に困っているとしたら気になりませんか?
ただの
集客コンサルタント
よりも、より専門的なアドバイスをくれそうじゃないですか。
ラーメン店専門収益アップコンサルタント
だったらどうでしょう?
あなたがラーメン屋の店主なら、かなり気になりますよね。
「自分のためのサービスである」と認識されるのは、選ばれる1つの条件です。
もちろん、それだけで十分ではないかもしれませんが、入口として最初に興味を持ってもらうには非常に強力です。
そして、この方法は、ビジネスを始めたばかりの人にこそ、実践して欲しい方法です。
先行して成功している起業家や、大手企業は、どうしても幅広い対象の顧客を持っているので、今さらターゲットを絞れません。
まだ実績の少ない、ビジネス初心者こそ可能で、簡単な差別化戦略なのです。
これから起業したい人は是非考えてみて下さいね。
それではまた。
Have a good day!
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