4つの商品ラインナップ

 

こんにちは。藤本です。

講師、コンサルティング、カウンセリングは、商品を販売して、収入を得ていく必要があります。

その商品は、たった1つだけを展開していくことも出来ますが、いくつかの商品を組み合わせることでより展開しやすくなるケースがあります。

今日はそのうちの1つのパターンについて紹介してみましょう。

 

ここでご紹介するのは4つの商品を準備するパターンです。

1.無料オファー
2.フロントエンド
3.バックエンド
4.リピート向け商品

 

では順に見ていきましょう。

 

1.無料オファー

無料オファーとは、文字通り、無料で提供する商品です。

・無料サンプル
・無料冊子
・無料セミナー
・無料相談
・無料動画講座
・無料メール講座

などの無料オファーを見たこともあるでしょう。

この無料オファーはいくつかの目的があって提供するわけですが、その最も大きな目的が、

・連絡先(メールアドレス)を入手する

ことです。

ここで連絡先(メールアドレス)を入手することによって、その後の商品の提供がしやすくなります。

また

・見込み顧客のニーズを調査する

という目的で、無料オファーを提供する場合もあります。

 

2.フロントエンド商品

フロントエンド商品とは、通常のコンサルティングとかカウンセリングに入る前段階で利用してもらう低価格帯の商品です。

・初回割引セッション
・有料セミナー
・PDFや動画の教材

このフロントエンドの目的は、無料オファーを利用した後の見込み顧客に対して、

・有料サービスの品質の高さを実感してもらう
・支払いをしてもらうことで本気になって取り組んでもらう
・支払うという行為を経験してもらう

といったものになります。

このフロントエンドは、収益を上げるという目的ではないので、赤字にならない範囲で、見込み顧客が支払いやすい低価格を設定します。

「この値段でこの品質はすごい」

と感じてもらえれば成功です。

 

3.バックエンド

バックエンドとは、本命の商品です。

講師、コンサル、カウンセリングにおいては

・スカイプレッスン
・コンサルティングセッション
・カウンセリング

などがいわゆるバックエンドになりますね。

このバックエンドの目的は

・顧客に最終的な目標達成のためのノウハウとかスキルを伝えること

そしてもう1つの大切な目的が

・ビジネスを継続するための収益を得ること

です。

ビジネスはトータルで収益を上げていくものなので、無料オファーやフロントエンドで大きな収益にならなくても、それらがあることでバックエンドの利用率が上がり、そこで収益をあげられたらOKなのです。

 

4.リピート向け商品

リピート向け商品は、バックエンドを利用頂いた顧客が、さらに継続したい場合に利用する商品です。

形態はバックエンドと同じ

・スカイプレッスン
・コンサルティングセッション
・カウンセリング

といった形でも、バックエンドで大切な内容が伝えられた後であれば、少し簡素化して、

・グループセッション
・メールカウンセリング

などの形にしても良いと思います。

価格も、「継続すればするほどお得」という感じでバックエンドよりは抑えめにすると良いでしょう。

このリピート向け商品の目的も

・ビジネスを継続するための収益を得ること

であると同時に、

・バックエンドからさらにプラスアルファの成果を得たい場合のフォローアップ

という意味合いもあります。

 

4つの商品の組み合わせ

以上の4つの商品を組み合わせることで、見込み顧客は

無料オファー ⇒ フロントエンド ⇒ バックエンド ⇒ リピート向け商品

の順でサービスを受け取り、徐々に進化していきます。

同時にサービス提供者も無理なく収益を最大化することが出来ます。

 

最初からこれら4つをすべてそろえることは難しいかもしれませんが、最終的にはそういった商品ラインナップを形成することを目標にしていくと良いでしょう。

 

それではまた。

Have a good day!

 

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