世の中には、惹き込まれてついつい読み込んでしまうブログと、そうでないブログがありますね。
その差はどこにあるのでしょうか?
こんにちは。藤本です。
今日はブログを書くときのポイントをお伝えします。
ブログを書くときって、「良い内容」を書けば読者が集まるって思っていませんか?
もちろん「良い内容」であることは必要なのですが、実は、読まれるためにはそれ以前に必要なポイントがいくつかあります。
優先度順に以下の3つです。
優先度1:記事を開いてもらえること
優先度2:最後まで読んでもらうこと
優先度3:印象に残してもらうこと
では個別に見ていきましょう。
目次
優先度1:記事を開いてもらえること
ブログは、そもそも記事を読む前に、その記事を開いてもらう必要があります。
その記事にたどり着くために4つのポイントがあります。
①ブログタイトル
②プロフィール
③記事の分類インデックス
④記事タイトル
それぞれ見てみましょう。
①:ブログタイトル
まず最優先で決めなければならないのがブログのタイトルです。
本屋で本を選ぶときに、まずタイトルで選びますよね。
極端な話、中身が全然興味ないことが書かれていても、タイトルが気になったら、それだけで手に取ることはないですか?
それと一緒で、ブログタイトルは、訪問した人が最初に見るところなので、絶対にターゲットになる人を惹きつけるタイトルにしなければなりません。
と言っても、必ずしも凝った奇抜なタイトルが必要なわけではありません。
「誰が」読むべきブログなのか
「何が」得られるブログなのか
この2点が伝わる内容であればOKです。
この2点が1秒で伝わるブログタイトルが出来れば理想的ですね。
もし何のブログか分からないタイトルをつけた場合、訪れた人が記事も見ずに、そのまま去っていく可能性が高いです。
これでは、せっかく記事の作成に力を入れていても、非常に効率が悪いということになります。
例えば「藤本のブログ」のようなタイトルは、たとえ訪問してくれた人がいても、ほとんど興味を持ってもらえることはないですね。
誰が何を得られるブログかが全く分からないからです。
またやたら難しい専門用語や、横文字が並ぶタイトル、妙に長いタイトルも、「1秒で伝わる」という観点からは望ましくありません。
理想的には、短くて、ターゲットについてのキーワードが入っていて、どんな情報を提供しているかが分かり、それでいて何か印象に残るタイトルが出来ると良いですね。
印象に残るというタイトルはなかなか難しいですが、最初はとにかく「誰が」「何を」得られるかをストレートに伝えたタイトルが良いでしょう。
そのうちより良いキーワードが浮かんで来れば、変更していけば良いです。
さて、ブログには、記事を読む前に、ブログタイトルと同じぐらい見られる箇所があります。
それが次に述べるプロフィールのページです。
②:プロフィール
このプロフィールは、本で言うと著者略歴にあたる箇所です。
本を買うときに、著者の略歴を見る人も多いでしょうし、ブログの場合、さらに多くの割合で、このプロフィール欄を見られることになります。
このプロフィールでまず必要なことは
「名前」
「写真」
「どんな価値が提供できそうな人なのか」
ということです。
名前はやはり本名のフルネームが良いです。
趣味のブログならまだしも、ビジネスで情報発信するのであれば、本名を名乗っているのが、まずは大前提ですね。
これは普通にオンラインでないビジネスを考えてみればごく当たり前のことですね。
本名でないだけで、信頼感は低いところからのスタートになるので、それだけ不利です。
写真は、あまり顔がはっきり写ってないものでも、無いよりははるかに良いです。
やはり名前だけよりも、写真がある方が、はるかにその人のイメージが伝わりやすいです。
そして、一番大事なのが、「どんな価値が提供できそうな人なのか」ですね。
何か関連する過去の経験があれば、それを伝えても良いです。
しかし、それがなくても、ストレートに「~について書いていきます」とあるだけで、少なくとも「何を提供してくれるか」は伝わりますね。
それに加えて、他人と違った面白い経歴や経験、他人が共感できる理念、人柄が伝わる情報があると良いですね。
さて、プロフィールが整ったら次に考えたいのが、記事の分類インデックスです。
③:記事の分類インデックス
ブログを訪れた人が、そのブログが何のブログかを判断するもう1つのポイントが、記事の分類インデックスです。
本で言うと目次にあたる箇所です。
本屋で本を手に取った後、まずは目次を眺める、という人も多いと思いますが、それと同じです。
ブログの全記事が何の分類もされていない場合、どんな記事があるかは、全記事を見なければ分かりません。
逆に、訪れる人が、記事の分類の中に、興味が持てる分類名を見つけた場合、その分類を開いて、関連する記事を見ようとするモチベーションが高まります。
いかに記事を開いてもらうか、を考えたときに、この記事の分類は大事です。
分類の一番良い方法は、想定するターゲットの悩み別の分類名になっていることです。
「あー、●●について知りたいと思っていたら、その関連の記事が20件もある。これは読みたい。」
と思わせることが出来たら良いわけですね。
さて、ブログ訪問者が、タイトル、プロフィール、記事分類のインデックスで、興味を持ち、いよいよ記事のページまで到達したとします。
最後に、その記事を読んでくれるかどうかは、記事タイトルが興味深いかどうかが決めます。
④:記事タイトル
記事タイトルが記事を開きたくなる内容なら、記事を読み始めてもらえるし、そうでないならスルーされます。
この記事タイトルは、いかに続きを読みたくなるかがポイントです。
ある意味雑誌の見出しとかスポーツ新聞の見出しのようなイメージですね。
だから、例えばその記事で言いたいことが
「風邪を予防する方法はうがいと手洗いです」
だったとしても
「風邪の予防はうがいと手洗いが大事」
とかいうネタバレするようなストレートなタイトルはつけません。
「風邪を予防する最も効果的な2つの方法」
「風邪を効果的に予防するにはどうしたら良いですか?」
のような、答えは中身を見ないと書いていない感じで書いていきます。
このあたりは、ネットを見ていて思わず開いてしまったニュースの見出しとか、思わず開いたメルマガのタイトルなんかが参考になりますよ。
優先度2:最後まで読んでもらうこと
記事を開えてもらえたら、次に目指すのは、記事を最後まで読んでもらうことです。
ここで必要なのが以下の3つです。
⑤各記事ごとの写真
⑥記事の中での中見出し
⑦短い文章と強調、改行
では順に見ていきましょう。
⑤:各記事ごとの写真
記事を開いてくれた人も、基本的に最初から最後まで記事をきっちり読んでくれる人は多くはありません。
だから、なるべく読者の負担を減らして、最後まで読んでもらえるようにしたいのです。
その意味で、記事を開いたときに、その記事に関連する写真があると、文字だけで構成された記事よりも、ずっと読みやすくなります。
ネットニュースなども写真付のページが多いですね。
やはり文字からの情報よりも、写真からの情報の方が、人間楽に受け取れるわけです。
⑥:記事の中での中見出し
例えば、このページの記事は4,000文字を越えますが、もしこのページに一切の中見出しがなく、ただ文章の羅列だったら、どれくらいの人が最後まで読んでくれるでしょうか?
まあ、ほとんどいないと思います。
長い文章になればなるほど、途中で区切りをつけて、文章の構造を示してあげる方が、読み手にとっての負担が減ります。
場合によっては、興味があるところだけを拾い読みしてもらえることもできますね。
⑦:短い文章と強調、改行
ネットの文章は、紙の文章に比べて読みにくいと言われることが多いです。
そのため、紙に書く文章以上に、簡潔に、句読点や改行を多く使って、短い文章で構成してあげる必要があります。
この違いは想像以上です。
以下の2つを見て下さい。
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昨日は朝起きて外を見ると雪が積もっていたので一瞬午前中に人と会う約束をキャンセルしようかと思いましたが、キャンセルした場合またその予定を再設定しなければならない手間を考えて気合いを入れ直して外出しました。
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昨日は朝起きて外を見ると雪が積もっていました。
それを見て、一瞬、午前中に人と会う約束をキャンセルしようかと思いました。
しかし、キャンセルした場合、またその予定を再設定しなければなりません。
その手間を考えたので、気合いを入れ直して外出しました。
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どうでしょうか?
読みやすさが全く異なりますよね。
基本的に1つの内容を伝えたらセンテンスを終え、1つのセンテンスを終えたら改行します。
また強調すべきところは、基本的に「黒の太文字」か「赤の太文字」で強調します。
青文字は一般的には、リンク先として認識されるので、強調では使いません。
またそれ以外の色の文字は、画面によっては見にくかったりします。
優先度3:印象に残してもらうこと
記事を読んでもらえたら、次は読者の印象に残して、また訪れるようにしてもらいたいです。
ここで大切なのが以下の2つです。
⑧記事内での名乗り、定番の終わり方
⑨別記事へのリンク
では順に見てみましょう。
⑧:記事内での名乗り、定番の終わり方
各記事の頭で、自分の名前を名乗りましょう。
この名乗り方は、
キャッチフレーズを述べて名前を言う
肩書き+名前で名乗る
ただ単に名前だけ名乗る
と色々ありますが、いずれにしても名前を伝えることはやったほうが良いです。
書いている側は毎日のことなので、もう名前ぐらい知っていると思っているかもしれませんが、訪問者はその日初めて訪れた人かもしれません。
そして、ブログの著者の名前なんて、普通は覚えてくれません。
ブログを訪れて、3記事読んだら、3回名乗られて、ようやく著者の名前を何となく認識するレベルになります。
ということで、あなたとの距離を近く感じてもらえるためにも毎回名前は名乗りましょう。
同じ理由で、記事の終わり方も定番の挨拶があると、印象づけられやすくなります。
ということで、何か人柄やキャラクターが伝わるような終わり方があると良いですね。
⑨:別記事へのリンク
初めて訪れたブログで、1つの記事だけを読んで、去っていった人は、恐らく二度と戻ってこないですね。
しかし、訪れたブログで10記事を読んだ人は、また訪れてくれる可能性が高いです。
なるべく多くの接触をした方が、その人に対する信頼感も高まるし、印象も残りやすくなるわけです。
そのため、1つの記事だけで読み終わらせるのはもったいなくて、なるべく別の記事も見てもらうように工夫していきます。
そのために一番効果的なのは、各記事の終わりに、関連する別記事へのリンクを載せることです。
これは手動で設定することも出来ますし、ワードプレスなどでは、プラグインを使うことで、自動的に表示させることが出来るので楽です。
ということで読者を集めるためのブログの作り方について、優先度ごとに全部で9つのポイントを書いてみました。
是非、優先度の高い順に、1つづつ取り組んでみて下さいね。
それではまた。
Have a good day!
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